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金色に光る麦畑のなかを
- 2009.06.07 Sunday
- 介護
- 22:10
- comments(0)
- -
- by yoko
すっかりごぶさたしています。時々に忘れずに立ち寄ってくださっている方々、どうもありがとう。そして、いつもご心配をおかけしていることと思います。
四月に記事を書いてから、少しずつ弱ってきている父親の介護のことでなかなか落ち着かずに過ごしていました。在宅介護については、この間、様々なことを考えさせられ、とても疲れる思いが日々にありました。24時間見守るということは、高齢者をかかえているという緊張感がそれだけ持続するということです。そのことにまいってしまいそうなことが最近は何度もありました。
しかしながら、ある日の朝、父親が私を呼ぶので行くと、突然「すまん」「どうしたらいいかわからない」と謝るのでした。いつもはなかなか本音を語らない父親です。将来の不安にさいなまされていたのは、介護する私だけではないということを知った日でした。半泣きになっている弱々しい父親のこんな姿は、見たことがありません。もう見たくないなと思いました。
色々な制度を利用して介護を軽減するのもやってみました。
入浴介助のヘルパーさん、訪問看護士さん、一日のデイサービス、たくさんの人の手を借りています。おまかせできる方がこられたときはほんとうに助かります。
在宅でどうしたらもっと安心な老後を過ごせるのだろうか?
家族の心身の健康は、どう守られるのだろうか?
介護されるものも、介護するものもどうしたらもっと落ち着いて暮らせるのだろうか?
多くの同年代の知人友人も、同じ悩みをかかえています。ほんとうに大変な話を聞きます。
考えた結果、父の意思も尊重し一度原点に戻り、可能な限り在宅の快適さを工夫してみようと思っています。本で読んだことがありますが、私は可能ならば老人にもゆっくりできるコンパクトな動線の個室が必要だと思っています。管理するということと、見守るということは別で、近く思い切って父の居室を一室独立したかたちで作ることにしました。もちろん、いつでも引き戸の扉から見守れるかたちです。
昔親戚のおじいちゃんは、中庭を挟んだ離れにゆうゆうと暮らしていました。
その離れには大きな窓があって、おじいちゃんの姿はちょうどよい距離感で見えていました。
おじいちゃんの娘であるおばちゃんは、何かあると、お茶を持ってそこへ少しだけ話にいったそうです。ほんの少しの違いですが、私も意識を少しだけ変えてみようと思っています。
何とかなるうちは、できるだけ意識的に自分のことをしてみよう、
「まずは自分」ということをもう一度忘れないようにしてみよう…、そんなことを思い始めています。
それが(そんな気持ちが)ひいては介護される側にもいつか通じるようなそんな気がやっとしてきました。
タイトルは先日久しぶりに詩の会合に滋賀県まで出かけ、そこで見た一面の麦畑の印象です。「麦秋ですね…」とお隣の女性詩人の方に教えられ、乗り合わせた三人でひととき詩の話をしました。煮詰まったときは、そう、ちょっとそこまで…、美しい風景でした。
きょうはたくさん書いてしまいました。読んでくださってどうもありがとう。
四月に記事を書いてから、少しずつ弱ってきている父親の介護のことでなかなか落ち着かずに過ごしていました。在宅介護については、この間、様々なことを考えさせられ、とても疲れる思いが日々にありました。24時間見守るということは、高齢者をかかえているという緊張感がそれだけ持続するということです。そのことにまいってしまいそうなことが最近は何度もありました。
しかしながら、ある日の朝、父親が私を呼ぶので行くと、突然「すまん」「どうしたらいいかわからない」と謝るのでした。いつもはなかなか本音を語らない父親です。将来の不安にさいなまされていたのは、介護する私だけではないということを知った日でした。半泣きになっている弱々しい父親のこんな姿は、見たことがありません。もう見たくないなと思いました。
色々な制度を利用して介護を軽減するのもやってみました。
入浴介助のヘルパーさん、訪問看護士さん、一日のデイサービス、たくさんの人の手を借りています。おまかせできる方がこられたときはほんとうに助かります。
在宅でどうしたらもっと安心な老後を過ごせるのだろうか?
家族の心身の健康は、どう守られるのだろうか?
介護されるものも、介護するものもどうしたらもっと落ち着いて暮らせるのだろうか?
多くの同年代の知人友人も、同じ悩みをかかえています。ほんとうに大変な話を聞きます。
考えた結果、父の意思も尊重し一度原点に戻り、可能な限り在宅の快適さを工夫してみようと思っています。本で読んだことがありますが、私は可能ならば老人にもゆっくりできるコンパクトな動線の個室が必要だと思っています。管理するということと、見守るということは別で、近く思い切って父の居室を一室独立したかたちで作ることにしました。もちろん、いつでも引き戸の扉から見守れるかたちです。
昔親戚のおじいちゃんは、中庭を挟んだ離れにゆうゆうと暮らしていました。
その離れには大きな窓があって、おじいちゃんの姿はちょうどよい距離感で見えていました。
おじいちゃんの娘であるおばちゃんは、何かあると、お茶を持ってそこへ少しだけ話にいったそうです。ほんの少しの違いですが、私も意識を少しだけ変えてみようと思っています。
何とかなるうちは、できるだけ意識的に自分のことをしてみよう、
「まずは自分」ということをもう一度忘れないようにしてみよう…、そんなことを思い始めています。
それが(そんな気持ちが)ひいては介護される側にもいつか通じるようなそんな気がやっとしてきました。
タイトルは先日久しぶりに詩の会合に滋賀県まで出かけ、そこで見た一面の麦畑の印象です。「麦秋ですね…」とお隣の女性詩人の方に教えられ、乗り合わせた三人でひととき詩の話をしました。煮詰まったときは、そう、ちょっとそこまで…、美しい風景でした。
きょうはたくさん書いてしまいました。読んでくださってどうもありがとう。
卒業公演を見て来ました
- 2009.04.20 Monday
- 雑感
- 15:00
- comments(2)
- -
- by yoko
土曜日、劇団の卒業公演を大阪で見てきました。身内が一名出ているので、どきどきしながらの観劇でした。
半年ほど前にも同じメンバーの公演を見ていたこともあってか、最後に全員が舞台に並んで客席に向かって挨拶をするところでは、ちょっとうるうるしてしまいました。
「ありがとうございました!」の言葉が、こちらにもちゃんと届きました。
不器用でもいい、一生懸命さが伝わるとき、あとあとまでであたたかな気持ちになりますね。
お芝居そのものは日常のなかの生と死をあつかっていたのですが、
そんなことよりも、いま、ここでこうして汗をかいて演じている劇団員の生の姿のほうが
私にははげみになりました。
芝居の舞台を見に行くのは、緊張感があって最近はあまり出かけませんが、何とか都合をつけて出かけると、日常がまた違って見えることはやはりあります。
そして、舞台を見ている人の顔が、このごろふと気になります。
泣いたり笑ったり、そんなときの人の顔って、すーっとしてきれいな表情なんですね。
舞台の上でのセリフの意味…、そのときはよくわからなくても余韻が残ることもあります。
日常生活に戻って、見た舞台のことをふと思い出す、これもたぶん舞台の持つ魅力。
帰りに天ざる蕎麦と、つめたーいビール飲みました…。おいしかった…。
さあ、私も、いつになるかはわかりませんが、バレエの舞台に立てる日まで、がんばります
。
半年ほど前にも同じメンバーの公演を見ていたこともあってか、最後に全員が舞台に並んで客席に向かって挨拶をするところでは、ちょっとうるうるしてしまいました。
「ありがとうございました!」の言葉が、こちらにもちゃんと届きました。
不器用でもいい、一生懸命さが伝わるとき、あとあとまでであたたかな気持ちになりますね。
お芝居そのものは日常のなかの生と死をあつかっていたのですが、
そんなことよりも、いま、ここでこうして汗をかいて演じている劇団員の生の姿のほうが
私にははげみになりました。
芝居の舞台を見に行くのは、緊張感があって最近はあまり出かけませんが、何とか都合をつけて出かけると、日常がまた違って見えることはやはりあります。
そして、舞台を見ている人の顔が、このごろふと気になります。
泣いたり笑ったり、そんなときの人の顔って、すーっとしてきれいな表情なんですね。
舞台の上でのセリフの意味…、そのときはよくわからなくても余韻が残ることもあります。
日常生活に戻って、見た舞台のことをふと思い出す、これもたぶん舞台の持つ魅力。
帰りに天ざる蕎麦と、つめたーいビール飲みました…。おいしかった…。
さあ、私も、いつになるかはわかりませんが、バレエの舞台に立てる日まで、がんばります
。桜の木の下で
- 2009.04.06 Monday
- お花
- 13:01
- comments(0)
- -
- by yoko

日曜日、お花見日和のなか、近くまでお花見の散歩。春の帽子とマスク、薄いコートを着て出かけました。
疏水の橋の近くの桜は満開。ほかの木々はまだ満開までもう少しでしたが、久しぶりに水のそばを歩いて、とても気持ちがよかったです。
この写真は道沿いに立つ老木。この桜の木の枝ぶりは、芸術としかいいようがありません。
見上げると、黒い木の枝が繊細にかつ力強く張って空に向かって伸びています。
しっとりとした艶っぽさは老木にしか出せないものかも知れませんね。これまで何度も見上げている木です。
桜の木の下を歩いていると、色々なことを思い出しました。
不思議ですね。神社のそばの公園にある、さびれたジャングルジム、
置き忘れられたような人の乗っていないブランコやシーソー。
山の上の道を歩いているときも、家族がちいさかったときの姿を思い出しました。
桜の木の下に居ると、様々な思い出がよみがえってくる…。
大きな桜の木が、昨日はいっそう美しくいきいきとして見えました。
自然のパワーをいっぱいにもらって、とても元気が出ました!
ミーチャン退院しました
- 2009.03.28 Saturday
- 猫
- 12:34
- comments(0)
- -
- by yoko
おかげさまで、ミーチャンが動物病院から退院してきました!
ブログを読んでくださっている方々、ご心配おかけしました。
24時間の点滴や治療のおかげで、肝臓の数値が一時に比べてずいぶん下がってよくなり、
無事退院することができました。院長先生から「退院してもいいですよ…」という
一言をかけてもらったときは、もう天にものぼるうれしさでした。
今後はお薬と時々の検査通院ということです。
病院を出たとたん、ミーチャンはことっと静かになります。これは他の猫でも同じですが、
「おうちに帰る…」ということを猫はよくわかっています。
いまは、タオルの上で休んだり、こたつに入ったりして、ゆっくり身体を休めている様子。
ようやく好物のゆでたササミや猫缶も食べるようになりました。
気づいたことがあります。
ほかの猫たちのことです。病院から帰ってきたまだ本調子ではないミーチャンを
みんな気遣っています。
あたりまえに適度な距離を置いて、こたつにミーチャンがいたら何度ものぞくのですが
たぶん入りたいのでしょうが、そーっと(すごすごと?)遠慮していきます。
それから、ミーチャン。
ちゃんとまた、玄関まで迎えに来てくれるようになりました。
ほかの猫はわきめもふらずぐっすり寝ていても、「えっ何?眠いにゃ…」って感じでも、彼女は、すりすりしながら出迎えてくれます。猫日和…、
…。
ブログを読んでくださっている方々、ご心配おかけしました。
24時間の点滴や治療のおかげで、肝臓の数値が一時に比べてずいぶん下がってよくなり、
無事退院することができました。院長先生から「退院してもいいですよ…」という
一言をかけてもらったときは、もう天にものぼるうれしさでした。
今後はお薬と時々の検査通院ということです。
病院を出たとたん、ミーチャンはことっと静かになります。これは他の猫でも同じですが、
「おうちに帰る…」ということを猫はよくわかっています。
いまは、タオルの上で休んだり、こたつに入ったりして、ゆっくり身体を休めている様子。
ようやく好物のゆでたササミや猫缶も食べるようになりました。
気づいたことがあります。
ほかの猫たちのことです。病院から帰ってきたまだ本調子ではないミーチャンを
みんな気遣っています。
あたりまえに適度な距離を置いて、こたつにミーチャンがいたら何度ものぞくのですが
たぶん入りたいのでしょうが、そーっと(すごすごと?)遠慮していきます。
それから、ミーチャン。
ちゃんとまた、玄関まで迎えに来てくれるようになりました。
ほかの猫はわきめもふらずぐっすり寝ていても、「えっ何?眠いにゃ…」って感じでも、彼女は、すりすりしながら出迎えてくれます。猫日和…、
…。花…
- 2009.03.23 Monday
- その他
- 16:09
- comments(0)
- -
- by yoko

風の強い日…。日曜日にミーチャンが緊急入院。いまは病院で点滴などの治療を受けてがんばっています。
猫に教えられること。これまでも教えられたこと。少々のことでごちゃごちゃ文句言ったりしている自分が、それどころではなくなります。
もっともっと大切なことがあるってことに…。
あんなに細い身体でがんばっているのですから、さあ、私もきょうできることをしっかりとせねばなりません。
この写真はつい先日はじめて作ってみた手作りコサージュ。
レースはアンティークです。
…ミーチャン、待ってるよ、早くよくなってね。
今年もまた会えたね…
- 2009.03.20 Friday
- 雑感
- 14:30
- comments(0)
- -
- by yoko

あたたかな春のお彼岸、お墓参りへ。
ここ数年、いつもここで会うことができるものがあります。それは墓地に咲いた数本の野のすみれ…。
見つけたときから、お参りに来る予定の人たちにもすみれを抜かないように伝言していました。
また今年も会えました。可憐な紫色の花に。
ちいさな野の花のりんとした姿にひとめで心を奪われました。さりげなく美しく、花は少しはじらうかのように小首を傾けて待っていてくれました…。
心洗われるというのはきっとこんなときのこと。
遅い時間にもかかわらず、数人の人たちが黙々と丁寧に掃除をされていました。
ここではそれぞれの背中が思い出を語っているような気がします。
写真は母のかたみのコンパクトです。
開けてみると、ふいに遠い香りがたちこめるようでした。
春の窓辺
- 2009.03.18 Wednesday
- 京都
- 15:42
- comments(0)
- -
- by yoko

あたたかくなった月曜日、大好きな京都堺町三条あたりへ。とても久しぶりに、小学生時代を知っている可愛い教え子の女の子と会いました。
「あるとれたんと」で、イタリアンの軽いランチ。
前からゆっくり入ってみたかったお店。キンシ正宗の看板があがっている京都らしい趣のお店の前をよく通るのです。
窓辺のカウンターの席で、外を通る人を眺めながら…。中から見るのも、外から窓辺の人を見るのも、春の日差しのなかの開かれた窓というのはいいものですね。
そう、平安時代の昔から、「ながめ(眺め)」ということはあったのでした。窓辺では
多くの女性が、ぼんやりと尽きないもの想いをしていたんですね。(もちろん男性もです!)
わかる気がします。つながっている気がします…。
よい時間をともにしたMちゃん、色々なところで「どうもありがとうございました」と
ちゃんとお礼を言うので、こちらまで気持ちがとてもよくて…。見習わなくっちゃね。
しゅんみん…
- 2009.03.13 Friday
- 猫
- 10:26
- comments(0)
- -
- by yoko

愛猫のひとり(?)さんちゃんです…。
窓辺で、いつになく哲学的なりりしいまなざしをしていると思ったら…、
眠いの、僕。
猫は眠りがいかにしあわせなことだったかと教えてくれます。
最近、「うちの猫の猫語りを聞いてほしいのです」という嬉しいお便りをもらいました。
春の旅
- 2009.03.11 Wednesday
- 京都
- 12:17
- comments(2)
- -
- by yoko

先日訪れた京都祇園金瓢の虫籠窓から差し込む春のやわらかな光り…。
こんなかばんに旅の道具をちょっとつめて、飲むのは春野菜いっぱいのスープかな?
あたたかな春の日、鴨川の水もぬるんで、綺麗な羽の鴨たちが列をなして泳いでいました。
可愛かったです…。
詩の友達や、お世話になっている画家の先生、京都のランチとお茶は久しぶりに楽しかった…。
もうすぐ春ですね♪ちょっとお茶してみませんか♪なんて思います。
このスープ皿の作家は矢島操さんです。
好きなことができるだけで
- 2009.03.03 Tuesday
- 雑感
- 16:23
- comments(0)
- -
- by yoko
京都は朝方から小雪とみぞれです。ひな祭りの三月三日、春の雪…。
父の介護の日々ですが、先月来、心をこめて作ってもらった個人誌や、あたたかい詩の友人たちとの同人誌のお返事が、毎日のように庭のポストに届きます。
そのお便りの向こうの人々の気持ちに触れて、しみじみシアワセな気持ちになることが多くなりました…。
ひといきついて、机にすわり、紅茶を淹れてお便りを読むとき、
きっと私はとてもほっこりした顔をしています。
色々な発信の仕方がある、私の場合は?
ものを書く場所、やっぱり好きです。忙しいなか、一言でも添えてくださっている方たちのこと、
一度もお会いしたこともない人もいますが、なぜかどこかでふかーく通じてつながっているような。
パソコンの調子がしばらくの間とても悪くって、やっと治してもらいました。
そうそう!バレエもとってもがんばっています。
好きなことができるだけで、人は優しくなれると最近読んだばかり。
あ、雪が雨になりました…。
父の介護の日々ですが、先月来、心をこめて作ってもらった個人誌や、あたたかい詩の友人たちとの同人誌のお返事が、毎日のように庭のポストに届きます。
そのお便りの向こうの人々の気持ちに触れて、しみじみシアワセな気持ちになることが多くなりました…。
ひといきついて、机にすわり、紅茶を淹れてお便りを読むとき、
きっと私はとてもほっこりした顔をしています。
色々な発信の仕方がある、私の場合は?
ものを書く場所、やっぱり好きです。忙しいなか、一言でも添えてくださっている方たちのこと、
一度もお会いしたこともない人もいますが、なぜかどこかでふかーく通じてつながっているような。
パソコンの調子がしばらくの間とても悪くって、やっと治してもらいました。
そうそう!バレエもとってもがんばっています。
好きなことができるだけで、人は優しくなれると最近読んだばかり。
あ、雪が雨になりました…。
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